大阪大学サイバーメディアセンター(センター長:下條真司、以下「大阪大学CMC」)は、スーパーコンピュータシステムの更新を行い、日本電気株式会社(以下「NEC」)が提供するクラウド連動型高性能計算(HPC: High Performance Computing)・高性能データ分析(HPDA: High Performance Data Analysis)用スーパーコンピュータシステム(以下「新システム」)の運用を2021年5月から開始します。
大阪大学CMCでは、わが国の学術・産業を支える研究者による未解決の学際的なデータサイエンス問題への探究を支援すべく、新システムをSQUID (Supercomputer for Quest to Unsolved Interdisciplinary Datascience)と名付け、NEC、インテル、NVIDIA、DDN、クラウディアン、日本オラクル、日本マイクロソフトと協働し、クラウド連動型高性能計算・高性能データ分析(HPC・HPDA)用スーパーコンピュータシステムの構築を進めます。また、数値計算、科学シミュレーションといった高性能計算(HPC)分野だけでなく、近年急速に需要が拡大しつつある機械学習、ディープラーニングといった高性能データ分析(HPDA)分野からの多様な計算ニーズを収容できる高性能計算・高性能データ分析基盤としての新たなスーパーコンピュータシステムの提供を通じて、様々な研究領域、研究者を支援し、優れた研究成果の創出に貢献していきます。
NEC press release: https://jpn.nec.com/press/202011/20201125_01.html
DDN press release: https://ddn.co.jp/media/2020/11/25/244
Cloudian press release: https://cloudian.com/jp/press/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%ab%e3%81%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%87/